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アトピーになりやすい体質

アトピーを患っている方の大多数が、似たような体質を持っています。
そのため「アトピーになる原因と遺伝との関係性はある」と一般的には考えられています。
アトピーは遺伝なんでしょうか?という疑問をよく耳にします。

 

結論から言うと、
アトピーは100%遺伝が原因で発症する病気ではありません。

 

ストレス、季節、生活環境など、様々な要因が複雑に関係している病気ですので、
「遺伝が100%アトピーの原因です!」と断定されることは絶対にありません。

 

ただ、遺伝がまったく関係していないとは言い切れないのも事実です。

 

アトピー患者に共通している体質は、大きく分けて3つあります。

  1. 肌が弱い
  2. アレルギー体質
  3. 胃腸などの消化吸収気管の働きが悪い 

 

アレルギー体質の人

1と2は、アトピー患者のほぼ全員に、共通している体質です。
特に2のアレルギー体質は、アトピーに大きく関係している項目だといえます。

 

アレルギーがひどい方は、重病化する可能性も高いと言われており、「アレルギー体質の改善」を重視している医師が多いのです。

 

3は近年になって出てきた考えで、詳細はまだ分からないことも多いのですが、現在も研究は続いていますので近い将来もう少し詳しく分かってくることでしょう。

 

現時点で分かっていることは・・・

 

  1. 便秘などの消化吸収作用がうまく機能していなくて、小腸や大腸の働きが悪いアトピー患者が多くいる
  2. その患者たちに便秘の解消を行なったところ、アトピーや喘息も治っていったというデータがある

 

ということですね。
確かに言われてみれば、私も幼少期からアトピーを患っていますが、中学生くらいから便秘には悩んでいました。

 

この1、2、3については、「アトピーと遺伝」にて、詳しく紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。

 

アトピーを発症しやすい環境

前述した通り、アトピーになりやすい体質の方全員が、アトピーを発症するわけではありません。
アトピー体質の方が、アトピーを誘発しやすい環境や食生活を送ることで、アトピーになってしまうのです。

 

日常生活の中でポイントを押さえておけば、アトピーは発症しなくてもすみますし、または軽度のアトピーで治すことができます。

 

家の中の注意ポイント

家の中で気をつけなくてはいけないのが、ハウスダスト、カビ、ダニなどです。
基本的にアトピー体質の方は、汚れが苦手です。

 

皮膚を刺激するものが身近にあると、その刺激によって炎症をおこしてしまいます。

 

その為、お部屋の中の布製品のダニ、窓や壁のカビ、毎日溜まるハウスダストは、なるべく除去することが大切です。

 

完璧でなくてもそれなりに清潔を保てていれば、過度に肌が刺激を受けることもありませんので、アトピーになる可能性は激減します。

 

ハウスダストの除去

掃除機かけ

 

これは基本的に掃除機をかけるような、普段のお掃除です。

 

重症の方はこまめな掃除が必要ですが、まだアトピー発症していない方は、最低一日1回程度で充分だといえます。

 

ただ、ひどいアトピーの方だと、掃除機の排気によって舞い上がり取りきれなかった埃に、肌が反応して炎症を起こす可能性があります。

 

掃除機を使用する際は、部屋の喚起を充分に行いましょう。

 

布製品のダニ掃除

アトピー患者は皮膚に強い痒みが伴うことから、強く掻いてしまい皮膚片をたくさん落とします。
この皮膚片はダニの大好物で、繁殖の原因となってしまうので注意が必要です。

 

寝具には、かさぶたや皮などがたくさん付着していますので、シーツをこまめに変えたり、布団乾燥機などを使ってこまめに除菌する必要があります。

 

布団乾燥機でダニを殺す機能がついているものもありますが、ダニの屍骸は残ってしまいますので、乾燥後はダニの死骸を掃除機で吸うと良いでしょう。

 

掃除機につけるヘッドは布団用ものを使うようにして下さいね。

 

カビの発生に注意!

カビ

アトピー患者はもちろん乾燥肌の方やのどが弱い方などは、部屋で加湿器を使用している方が多いですね。

 

また、加湿器を使用する習慣のある方の多くは、
設定湿度を70〜90%と高めにしている傾向があります。

 

そのため、知らず知らずのうちに部屋の中には、カビが繁殖してしまっている可能性が高いのです。

 

目に見えて分かるところであればすぐに気づくことができますが、普段目が行き届かないところは要注意!

 

また、防カビ加工済みの壁紙を使用されている場合でも湿度が90%前後になるとカビが発生しますので注意して下さいね。

 

他にも、加湿器のフィルターチェックも忘れずに!

 

加湿器のフィルターは特に湿度が高くなっていますのでカビが繁殖しやすい上、その状態で加湿器を使用するとカビが繁殖したフィルターを通して蒸気が放出する、つまり、空気中にカビが放出されてしまいますので逆効果となってしまうのです。

 

アトピーの人はほどほどに・・・

これらのお掃除は、健常な皮膚の方は簡単にできることですね。
しかし、アトピーの方が掃除をする場合は、十分注意して下さい。

 

私もよくありますが、アトピー患者が入念に掃除をすると、その掃除のせいでアトピーが悪化してしまうことがあります。

 

掃除を行なったら、すぐに入浴し汚れを落としてケアするのはもちろんのこと、一度に無理をして済ませるのではなく、継続して行えるよう心掛けましょう。

 

ご家族が同居されている場合は、手伝ってもらうのも良いですね。

 

 

肌に直接触るもの

生活している中で、肌に触れるものはたくさんあります。
衣服をはじめとし、体を洗うシャンプー、水、体を拭くタオルなど、様々です。

 

普通の人であれば全く刺激とならないものでも、アトピーの素質を持っている人の場合、かゆみに繋がってしまうこともあります。

 

肌に触れるもの全てに過敏になる必要はありませんが、少し意識している方が安心ですね。

 

衣服は何製?

 

衣服の繊維によって、皮膚がかゆくなる方がいます。
私もアクリルや羊毛で、蕁麻疹が出たことがあります。

 

動物性の繊維や化学繊維はアレルギーを起こす人が多く、好ましいのは100%綿のものだと言われています。

 

ただ、人によってアレルギーは違いますので、「本にこう書いてあったから・・・」と思わずに、きちんと自分のアレルギーを自覚する必要があるでしょう。

 

先ほど私はアクリルがだめだと書きましたが、同じ化学繊維でもポリエステルで肌がかゆくなったことはありません。

 

また羊毛もダメと書きましたが、物によっては平気なものもあります。

 

体を洗う石鹸、水にも注意

石けん

 

あなたは、体を洗うときにどんな石鹸をお使いですか?
私はなるべく自然由来のものを使用しています。

 

自然由来のものはたいてい洗浄力が低いため、アトピーや敏感肌でなければ使用される方は少数派でしょう。

 

しかし、肌の弱い方が洗浄力の強い石鹸を使用し続けると、肌の表面の皮脂が落とされすぎてしまい、アトピーの原因となることがあるのです。

 

また、水もアトピーの原因になります。

 

ご自宅の水がどのような水なのか、確認をしてみると良いでしょう。
アレルギー物質が含まれている、塩素が強すぎるなど、アトピー患者に合わないお水のときは、水自体が原因でアトピーが悪化することがあります。

 

シャンプーと水につきましては、それぞれ「アトピーと石鹸」、「アトピーと水」で別途紹介していますので、詳細はそちらをご覧下さい。

 

衣類の洗濯洗剤に注意

 

服を洗う洗剤は何を使用していますか?
洗剤を変えたら、蕁麻疹が出たという話もよく聞く話です。

 

私は小さい頃は、柔軟剤で肌に炎症を起こしたことがあります。
柔軟剤だけでなく、一般的な洗濯洗剤も、肌に合わないという方も少なくありません。

 

洗剤が合わなくて、肌荒れを起こしてしまっている方は、是非アトピー用の洗剤や自然由来の洗剤がありますので、そちらを使用してみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、私の家ではミヨシというメーカーの液体せっけんを使用しておりました。
お近くの薬局でも購入できると思いますので、よろしければお試しください。

季節的な外的要因

季節の変わり目にアトピーを発症した、または悪化した症例は数多くあります。
私も季節の変わり目になると、アトピーはいつも悪化してしまいます。

 

天候や大気の状況は、個人ではどうすることもできないので辛いですね。

 

その為、天気や大気の影響に対する対策は、外出後のケアを必ず行なうことや、栄養状態をよくして体の状態を上向きにすることで、皮膚の状態をよくすることが大切です。

 

花粉に注意

花粉症の人

 

花粉症は何も鼻だけの病気ではありません。
私は花粉が飛ぶ時期になると、アトピーが悪化します。

 

なるべく肌の露出を控え、帰宅したらお風呂に入って汚れを落とす。
それがケアの基本です。

 

ビタミン類を摂取して体質改善を行なうと、免疫力が高くなりアレルギー反応が出にくくなるという話もあります。

 

私は2年ほど試していますが、現時点では残念ながらはっきりとした効果を得ていないので、即効性を期待する方には合わないかもしれませんね。

 

今すぐなんとかしたいという方は、アレルギーの炎症を抑える薬もありますので、症状がつらい場合は薬に頼るのも一つの方法です。

 

もちろん医師に処方してもらう薬ですので、かかりつけの医師と相談して下さいね。

 

夏場の汗、冬場の乾燥

夏はどうしても汗をかいてしまい、アトピーの悪化に繋がります。
肌の弱い方であせもが悪化して、アトピーのようになってしまう方もいるそうです。

 

また、冬場の乾燥の時期も気をつけないといけません。
肌の乾燥を放置するとアレルギーが悪化し、アトピーが重病化してしまいます。

 

但し、夏も冬も基本のケアは変わりありません。

 

汚れを落とし、きちんと保湿をすること。

 

私の場合、冬場のほうが悪化しやすい為、乾燥がひどいときは、基本のケアに加え、患部に保湿剤をたっぷり塗り包帯を巻いています。

 

包帯などを巻くと炎症患部をかけないので、保湿効果アップと、かゆみ妨害効果で一石二鳥です。

 

食生活とアトピー

アレルギー体質の方が偏った食事を摂っていると、アレルギーがもっと過剰に出てしまうことがあります。
しかし食事制限は、徹底してやろうと思うととてもストレスがかかるので、できる範囲で行いことがおすすめです。

 

アトピーによくないとされている食材

アレルギーの原因になる食品

卵、乳製品、小麦、魚介類(貝、たこ、いかが多い)、豆類、いも類、アルコール類などアレルギーを起こす食物は様々です。

 

食品によっては、激しいアレルギー症状が現れることもあるというので、自分が何にアレルギーがあるのか、アレルギー体質の方は知っておいたほうがいいでしょう。

 

また、食品添加物、化学調味料は、アレルギーとは相性が悪いので、控える方が安心です。

 

具体的にいうと、カップラーメン、冷凍食品の類は食品添加物、化学調味料もたっぷり入っているので、たくさん食べるのは控えましょう。
※「アトピーと食事」にて、詳しく紹介していますのでこちらも合わせてご覧ください。

 

外食は危ない?

外食は原材料も含め、何を使用しているのか基本分かりません。
その為、アトピーの症状が重い方は、行かないほうが賢明だといえます。

 

アレルギー症状が激しく出る方も、おすすめはできません。

 

私自身、外食後に蕁麻疹が出たことが何回もあります。
不思議なことに、同じ店の同じメニューを食べても、出るときと出ないときがあるのです。

 

おそらく、野菜の仕入れがいつもと違って、残留農薬などの化学物質の量が違ったとか、何かの素材が古かったとか、それなりの理由があるのではないかと、推測しています。

 

一番安全なのは、やはり自炊ですね。
ただ、私も外食が好きなのでよく食べ歩きますが、いきなりゼロにするのは精神的にも辛いので徐々に変えていくと良いでしょう。

 

アトピーはストレスも悪化の原因になりますので、出来ることから始めてみましょう。

 

バランスのよい食生活を

体が健康であればアレルギーは抑えることができる、という話があります。

 

乳酸菌やビタミン、免疫細胞を活性化させるような食事をとり、バランスの良い食生活を心がけることで、アトピーも治るという症例も実際あります。

 

バランスの良い食生活

水分もたっぷり摂ることが大切です。
「体の中から綺麗になれば、お肌綺麗に!」というキャッチコピーを見たことがありますが、あれはあながちうそでは無いようです。

 

きちんとした時間に、栄養バランスの良い食事を心がければ、アトピー完治も夢ではないのかもしれません。

 

ただ口で言うのと、実際に実現できるかどうかは別に話ですので、実現可能なところから始めることをおすすめします。

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