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アトピーは合併症を併発しやすい

合併症に悩む人

アトピーは皮膚だけの病気だと思われがちですが、皮膚と関係のある部位や、アレルギー反応の出やすい部位などに発症する、合併症がたくさんあります。

 

一見、アトピーだと思ってしまうような病気でも、例えばステロイド剤を使うと逆効果になってしまうような合併症もあります。

 

ここでは代表的な合併症を紹介していきますが、ここで紹介していない症状であっても異変を感じたら早めに病院へ行くことが大切です。

アトピーの合併症 目次

皮膚の合併症

アトピーと皮膚の合併症は素人では見分けが付きにくく、自己判断で薬を使用するのはとても危険です。

 

元々アトピーだった方が自己判断でアトピーの治療薬を使用して悪化するケースもあります。
必ず医師の診察を受けるようにしてください。

 

伝染性膿痂疹(とびひ)

とびひの症状がでた人

とびひは、なったことがある人も多いのではないでしょうか。
黄色ブドウ球菌などの普通に皮膚にいる菌による感染症で、アトピーではない人もけがをした時になる可能性のある病気です。

 

ただ、アトピー患者の場合、とびひが体一部ではなく全身に広がってしまったり、アトピー治療の妨げになってしまう場合もあるので、重い合併症ではないものの辛い合併症の一つだと言えます。。

 

私も小学生の頃にとびひになったことがありますが、
治療方法は、なるべく低刺激の石鹸などで体を清潔にし、お医者様から処方された軟膏を塗るだけですのでとても簡単です。

 

唯一嫌な点を挙げるならば、接触すると感染が簡単に広がってしまうことですね。
周りの家族に移さないよう配慮は必要となります。

 

カポジ水痘様発疹症

カポジ水痘様発疹症とは、ヘルペスウィルスという細菌の感染症です。
健康な方でも唇の一部などにできる可能性のある病気です。

 

この病気も普通の方は軽症で済みますが、アトピーの方は全身に広がってしまう可能性が高く、リンパ腫などが腫れて重病化することもありますので注意が必要です。

 

痛みのある水泡が特徴で、アトピー患者がかかってしまった場合は通常なら入院となり、その間、アトピー治療は中断を要します。

 

伝染性軟属腫(みずいぼ)

みずいぼは、ポックスウィルスによる感染症です。
小さないぼが体にできる病気で、とびひ同様、接触することで患部がどんどん広がります。

 

一般的な治療方法は、ピンセットのようなものでいぼの核のようなものを取り除いていきます。

 

この作業は自分で行なうことも可能ですが、取り出した際に他の箇所に接触し感染を広げてしまうこともあるので、なるべく病院で処置してもらった方が良いでしょう。

目の合併症

アレルギーで目がかゆい人

アトピーやアレルギー症状をおこすと、目や目の周辺がかゆくなることがよくありますね。
目の周りをかいたり、かゆくて耐えようとしてちょっと叩いたり…

 

そんなことをした時に、ちょっと目に違和感を感じたりしたことはありませんか?

 

目は繊細な器官です。
ちょっとした刺激が合併症に繋がることもあります。

 

網膜剥離、網膜裂孔

網膜剥離は目の網膜という部分がはがれてしまう病気で、網膜裂孔は網膜に穴が開いてしまったり破けてしまう病気です。

 

目に強い圧力がかかると発症してしまう病気なので、目や目の周辺をかいてしまうことのあるアトピーの患者は気をつけた方が良い合併症の一つです。

 

目の合併症

とても軽度な病気ではありますが、目の合併症で角膜浮腫というものがあります。

 

アトピーが悪化している際、私がよく発症していた合併症で簡単にいうと目のじんましんのようなものですね。

 

この病気は抗アレルギー系の目薬によって、すぐに良くなる病気です。

 

私がこの角膜浮腫で通院した際、医師に「このまま目に衝撃を与えすぎると、網膜剥離になるから気をつけてね」と言われていました。

 

網膜剥離や網膜裂孔も突然発症するわけではありません。
私が角膜浮腫になったのと同じように、目に何かしらの症状が現れます。

 

目が変に充血したり、目がちかちかして変なものが見えたり、初期症状は絶対にあるはずなので、十分に気をつけてください。

 

白内障

白内障は、よく年配の方がなる、目の中のレンズが濁ってしまう病気です。
白内障とアトピーの関係性については、まだはっきりと解明されていませんが、ステロイドが配合された飲み薬を服用することで白内障に繋がると言われています。

 

塗り薬でも発症すると勘違いされている方もいますが、塗り薬は白内障の原因とはなりません。

 

白内障の手術は、濁ってしまったレンズを除去し人工のレンズを入れるだけという非常に簡単なもので基本的に日帰り手術が可能で、手術時間も10分〜20分と非常に短い手術になります。

 

緑内障

緑内障は、眼圧が上がってしまうことで、目と脳を繋いでいる視神経を圧迫してしまう病気です。

 

視神経は圧迫されると部分的に壊れてしまい、視野に見えないところが出来たり、また最悪の場合失明してしまいます。

 

ステロイドは眼圧が上昇するという副作用がありますので、アトピーの患者の緑内障はステロイド緑内障などとも呼ばれており、目の周りに強いステロイド薬を塗っている方が発症します。

 

しかし、ステロイドの眼圧上昇は、あくまで塗った直後に起きる一時的な症状で、塗るのを止めれば眼圧は下がり、もとに戻ります。

 

ただ、視神経が死んでしまうところまで症状が進行してしまうと、視神経は復活はしないので、視界に見えないところができるなどの障害が残ってしまうのです。

 

顔にステロイドを使用する際は、なるべく弱いタイプのものを塗り、できるだけ早く治療できるように心掛けましょう。

その他の合併症

その他の合併症として起こりやすい症状も色々ありますが、心身に大きなダメージを伴う場合が多いため楽観視してはいけません。

 

不快な症状はできるだけ早く改善するようにしたいものです。

 

アレルギー性の合併症

気管支ぜんそくの人

アトピーを発症している人の多くはアレルギー体質である為、アレルギーが原因の病気になることが多いです。

 

例えば私の場合は・・・
アレルギー性鼻炎やぜんそく性気管支炎をアトピーが悪化した時に発症した経験があります。

 

どちらの合併症も、呼吸器官の合併症なので非常に苦しく、辛かったのを覚えています。

 

アレルギー性鼻炎は、鼻水をおさえるお薬やアレルギーの炎症を抑える薬、喘息性気管支炎は、気管支拡張剤などの薬を処方されます。

 

他にも、アレルギーから下痢になるなど消化器官が炎症を起こすパターンがある上、症状が悪化している期間に発症することが多いので、症例も様々です。

 

脱毛

病気というには軽度ではありますが、アトピーは皮膚が傷む病気なので、皮膚の角質層と関係が深い毛にも影響があります。

 

私は小学生と中学生のとき、頭皮のアトピーがかなり悪化していた時期がありました。

 

かゆいとかきむしり、血が出るまでえぐってしまうので、そこの部分の毛根が傷み、毛が生えてこなくなります。

 

その結果、まるで円形脱毛症のように毛が無い部分ができてしまうのです。
顔のアトピーがひどい方は、眉毛が抜けてしまう方も少なくありません。

 

肉体的というよりも精神的に、非常に辛い合併症の一つです。

 

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